富士山南口の起点となる浅間神社
概要
富士山の南麓、須山口登山道の起点となる神社である。
御神木をはじめ、スギの巨木に覆われており、神聖な雰囲気に包まれている。
世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産
基本情報
◆所在地 静岡県裾野市須山柳沢722
◆公式ホームページ http://shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4403099
◆社格等
旧郷社
◆創建 神代とされる
◆札所等 –
祭神
木花咲耶姫命
エピソード
須山口
道興の『廻国雑記』の記録(以下)から、文明18年(1486年)には須山口が存在していたことが確認されている。
「すはま口といふ所より冨士のふもとに至りて、雪をかき分て、よそにみし冨士の白雪けふ分ぬ 心のみちを神にまかせて」
須山口は、1707年の宝永大噴火で甚大な被害を被り、一部ルートの変更を余儀なくされ、完全に復興するに至ったのは1780年のことであった。
登山道は、須山浅間神社が管理を行っていた。
1883 年に御殿場口登山道が拓かれたことなどにより、須山浅間神社を訪れる道者は次第に減少し、現在に至っている。
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