皇大神宮(伊勢神宮内宮)

皇大神宮(伊勢神宮内宮) 皇祖神「天照大御神」を祭神とする神社本庁本宗
伊勢神宮の内宮

概要

神社本庁の本宗。 皇祖神「天照大御神」を主祭神とする日本人の総氏神。 
外宮とともに2つの本宮のうちのひとつ 豊受大神宮(外宮) http://power-spots.news/syokai/isegekuu
伊勢神宮の内宮神楽殿

基本情報

◆所在地 三重県伊勢市宇治館町1
◆公式ホームページ http://www.isejingu.or.jp/
◆社格等
式内社(大)
二十二社(上七社)
神宮(近代社格超越-対象外)
◆創建 垂仁天皇26年
◆札所等  神仏霊場巡拝の道特別参拝

祭神

主祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
三種の神器の1つ八咫鏡を神体とする。

相殿神
天手力男神 (あめのたぢからおのかみ) 岩戸隠れの際に岩をこじあけた怪力神
左方に祀る。弓を神体とする。

万幡豊秋津姫命 (よろづはたとよあきつひめのみこと) 天孫 ニニギの母
右方に祀る。剣を神体とする。

鎮座地を探す旅八咫鏡(天照大御神)は、宮中に祀られていたが、 崇神天皇6年、笠縫邑に移して以来、豊鍬入姫命・倭姫命と引き継ぎ、鎮座地を求めて長い旅に出た。 その途中に一時的に鎮座した場所は元伊勢と呼ばれる。
垂仁天皇26年、伊勢国にたどり着いたとき、「この国に留まりたい」という天照大御神の神託があり、倭姫命は五十鈴川上流の現在地に祠を建てて祀り、磯宮と称したのが皇大神宮の始まり。

エピソード

神宮大麻

日本全国の神社で授与される神宮大麻はこの皇大神宮の神札である。

外宮先祭

複数の神社を参拝する場合、格の高い神社から低い神社の順が一般的だが、神宮の通常の神事は外宮、内宮の順で行う。
参拝も外宮、内宮の順で行うのが正しいといわれる。
式年遷宮の遷御は皇大神宮、豊受大神宮の順であり、奉幣(ほうへい)は豊受大神宮、皇大神宮の順である。

僧侶の近接禁止

明治時代までは、僧侶の姿で正宮に接近することは許されず、川の向こうに設けられた僧尼拝所から拝むこととされ、西行も僧尼拝所で神宮を拝み、感動の涙を流したという。

空襲とご神威

1945年(昭和20年)7月29日、宇治山田空襲により宇治山田市は甚大な被害を蒙った。
内宮にも40機ほどの編隊でアメリカ軍機が神域に迫り、次第に照準が正確になってきたが、内宮の神域に差し掛かったところで焼夷弾は五十鈴川対岸の山に吸い込まれるように流れていった。
この「奇跡」により内宮に被害はなく、神職は「ご神威」に涙したという。

祭主

荒木田氏が祠官を世襲していたが、明治以降は世襲制が廃止された。
第二次世界大戦後は元皇族の女性が代々の祭主をつとめている。

宇治橋

日本百名橋。
五十鈴川に直角に架けられている。
参道口にある。
長さ101.8m、幅8.42mの木造の和橋
内宮参拝時の記念撮影の名所
伊勢神宮の宇治橋

橋の両側の鳥居の高さは7.44m、直径は最も太い部分で約70cm、総重量は約5t
伊勢神宮の鳥居

外側(西)の鳥居
外宮正殿の古材で作られ、宇治橋鳥居の役を終えた後、
三重県桑名市桑名宿の七里の渡しで神宮遙拝用の鳥居として20年間使用される。

七里の渡しの一の鳥居
七里の渡しの一の鳥居

内側(東)の鳥居
内宮正殿の古材で作られ、宇治橋鳥居の役を終えた後、
鈴鹿峠の麓にある三重県亀山市関町関宿の関の東の追分で神宮遙拝用の鳥居として20年間使用される。

関宿の一の鳥居
関宿の一の鳥居

式年遷宮とのずれ
敗戦直後に昭和天皇の指示で第59回神宮式年遷宮は無期延期とされたが。宇治橋だけでも架け替えようと声が強く、宇治橋だけが当初の予定通り1949年(昭和24年)に架け替えられ以降
神宮式年遷宮の4年前に架け替えられるようになった。
4年前に架け替えるようになったので社殿の造営と期間がずれ、遷宮に必要な大工の数が減らせるようになるとともに、遷宮に対する参拝客の興味を長く引き止めることができるようになり、遷宮の資金面で役立っている。

饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)
宇治橋を守護する内宮所管社
宇治橋を守護する内宮所管社

分宮 10宮

1位 荒祭宮 (あらまつりのみや)

社格: 式内社(大)
鎮座地:内宮境内
創建:垂仁天皇26年10月
祭神: 天照大神の荒魂  神体は鏡
荒祭宮

2位 月讀宮 (つきよみのみや)

社格:式内社(大)
鎮座地:伊勢市中村町
祭神:ツクヨミ(アマテラス弟神)
下記3宮とともに神明造りの社殿が4つ並ぶ姿は壮観
月読宮

月讀荒御魂宮 (つきよみあらみたまのみや)
社格:式内社
鎮座地:月讀宮境内
祭神:ツクヨミの荒魂

伊佐奈岐宮 (いざなぎのみや)
社格:式内社(大)
鎮座地:月讀宮境内
祭神:イザナギ

伊佐奈弥宮 (いざなみのみや)
社格:式内社(大)
鎮座地:月讀宮境内
祭神:イザナミ(アマテラス母神)

3位  瀧原宮 (たきはらのみや)

社格:式内社(大)
鎮座地:度会郡大紀町
祭神: 天照大御神御魂
元伊勢
瀧原宮

瀧原竝宮 (たきはらならびのみや)
鎮座地:瀧原宮境内
祭神:天照大御神荒魂

4位 伊雑宮 (いざわのみや)

社格:式内社論社
鎮座地:志摩市磯部町上之郷
祭神:天照大御神御魂

伊勢神宮別宮14社のうち伊勢国外のものは伊雑宮(志摩国)のみ。
神田を持つ唯一の別宮 御田植式は、香取神宮・住吉大社とあわせて日本三大御田植祭とされる。
江戸時代には伊雑宮の神職が中心となり伊雑宮を本来の内宮とする偽書を作成し、先代旧事本紀大成経事件の舞台となる。
伊雑宮

風日祈宮 (かざひのみのみや)

鎮座地:内宮境内
祭神:  級長津彦命 級長戸辺命 風雨を司る神
元寇の時に神風を起こし日本を守ったとして別宮に昇格した。
風日祈宮

倭姫宮 (やまとひめのみや)

 
鎮座地:伊勢市楠部町
祭神:倭姫 鎮座地を当地に定めた。
別宮の中で、もっとも新しい1923年(大正12年)11月5日創建。
倭姫宮

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