八重垣神社

スサノオとクシナダ姫の故事で有名な縁結びの神社
八重垣神社

基本情報

◆所在地 島根県松江市佐草町227
◆社格等 式内社(小)
県社
別表神社
◆本殿の様式 大社造
◆札所等 出雲國神仏霊場14番

祭神

主祭神
素盞嗚尊(スサノオ)
櫛稲田姫(クシナダ姫) スサノオの妻神

配祀神
大己貴命(大国主神)スサノオの子孫で芦原中国を平定した神
青幡佐久佐日古命 スサノオの子

エピソード

歴史

スサノオの八岐大蛇退治の際に櫛稲田姫が当社の奥の院に身を隠したと伝えられる。
当地は、スサノオの子神の青幡佐久佐日古命が祀られる佐久佐神社の境内であったが、八重垣神社が、素盞嗚尊(スサノオ)・櫛稲田姫(クシナダ姫)が遷座し、後に合祀され、社名を八重垣神社に改めた。
遷座前は、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治した後、櫛稲田姫との住居を構えたという須賀(現在の雲南市大東町須賀)の地(須我神社)に創建されたとされる。

鏡の池

稲田姫命が、スサノオノミコトに勧められ、この社でヤマタノオロチから身を隠している間、鏡代わりに姿を映したと伝えられる神池。
良縁占い(銭占い)が行われる。
社務所で売られている薄い半紙の中央に、小銭を乗せて池に浮かべると、お告げの文字が浮かぶという手法。紙が遠くの方へ流れていけば、遠くの人と縁があり、早く沈めば、早く縁づくといわれる。
紙の上をイモリが横切って泳いでいくと、大変な吉縁に恵まれるという。
八重垣神社の鏡の池

御神木

「連理の椿」
八重垣神社の連理の椿

「夫婦杉」
八重垣神社の夫婦杉

板絵著色神像

本殿板壁画。重要文化財。
社伝では寛平5年(893年)、巨勢金岡の作とするが、実際の制作年代については室町時代頃と推定されている。
なお、神像の描かれている板壁は、年輪年代測定法により13世紀に伐採された杉材を使用していることが判明しており、壁画の制作もこの頃までさかのぼる可能性がある。
板絵著色神像

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