二見興玉神社 夫婦岩で知られる禊の社
概要
伊勢参りの前には、かつては、二見ヶ浦。
現在は、当社で禊を行うのが習わしとされている。
有名な夫婦岩の沖合に沈む興玉神石を拝する神社である。
三重県では2番目に参拝者が多い。
基本情報
◆所在地 三重県伊勢市二見町江575
◆公式ホームページ
◆社格等
旧村社・別表神社
◆創建
◆札所等
祭神
猿田彦大神
天孫降臨の際に道案内を務めたことから、「道開き(導き)の神」と言われる。
宇迦御魂大神
食物神
綿津見大神(境内社 龍宮社)
イザナギが黄泉の禊をした時に、生まれた海の神
大若子命(飛地境内社 栄野神社)
伝承上の伊勢(いせ)神宮の初代大神主
エピソード
二見浦
伊勢湾に注ぐ五十鈴川の河口に形成された三角州状の地帯。
国の名勝に指定され、日本の渚百選にも選ばれている。
以前は、伊勢神宮参拝の禊場でもあった。
夫婦岩(めおといわ)
夫婦岩(めおといわ)は太陽神:天照大神と猿田彦に縁ある興玉神石を拝む鳥居の役目を果たしている。
いつ始まったものかは、不明だが、江戸時代中期には『伊勢参宮名所図会』に大注連縄を張った夫婦岩の絵が載せられている。
夏至の前後約4か月間は、夫婦岩の間から御来光が拝める。
特に夏至の前後2週間ほどは、方位角約61度距離およそ200kmの彼方にある富士山山頂付近からの御来光となる(ダイアモンド富士)。
冬至の頃には夫婦岩の間より昇る月を見ることができる。
カエル
当社の祭神 猿田彦の神使は蛙で、蛙の塑像を献納されるため、境内には多くの蛙像が並んでいる。
これは「蛙」の「カエル」に「無事に帰る」「貸した物が還る」「お金が返る」の「カエル」を掛けた 験担ぎである。
竜宮社
東参道に入った所に位置する海の守り神・綿津見大神(わたつみのおおかみ)を御祭神とする神社。
毎年、旧暦の5月15日には龍宮社の例祭に併せて津波災害の供養と海上安全を祈願して郷中施(ごじゅうせ)が行われます。
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